2013-06-19

夫婦の「行きたいところ」リスト

夫婦で、死ぬまでに「行きたいところ」リストというものを作っています。
グーグルのドキュメントを共有し、どこに行って何をしたいかを簡単にまとめたものです。

ボリビアのウユニ湖に行きたいとか、ロスでNBAの試合を見たいとか。長野の戸隠に行って美味しい蕎麦を食べる、秋田県大曲市の花火大会を見に行くなど。かなりハードルの高いものから、頑張ればこの夏にでも行けそうなものまで、思いついたらどちらかが書き加えるようにしています。

中にはブルーノート東京でデートする、何かの記念日にリッツカールトンに泊まるというのも。

最初はノリで始めたものの、今では日々の生活を楽しむためのちょっとした道具になっています。
小さい子供がいるとついつい「あれもできない、これもできない」と思ってしまうもの。でも、こうやって行きたいところややりたいことを明確にすることで、今の自分たちにも実現できそうなものが見えてきます。
そしてもう一つ。「今はできないけど将来できるかもしれない」ことが分かると自ずと「今しかできないこと」が見えてくるのです。

例えば夫婦二人で出かけること。これは子供たちが小学校高学年くらいなって、夏休みに先に新幹線で夫の実家に帰省させれば実現できます。お金もそこまでかからないので時間が解決してくれるもの。

逆に家族四人でショッピングモールに出かけたり、なんでもない散歩をしたり。これはもしかしたら今しかできないことかもしれません。そう思うとありきたりな週末もなんだかとても愛おしく思えてきます。

自分の子供の頃を振り返っても、もちろん旅行やイベントは思い出深いもの。でも家族で「懐かしいねー!」と話すのはいつも通っていた大型スーパーやレストランのことが多いのです。

いずれ子供たちは部活だの、友達との約束だの、それぞれのスケジュールで動くことでしょう。それでも家族の時間は大切にしたと思っていますが、彼らにとっての「今しかできないこと」も尊重してあげたい。

家族のライフステージに合わせてやれることはやり切る!をモットーに日々の営みを大事にしていきたいです。

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写真は2008年に母と二人で行ったスペインのものです。ここもまた訪れたい場所の一つ。





上から:トレドの街並、バルセロナの市場、カンポ・デ・クリプタナの風車