2014-05-08

マニアが好き

流行りの娯楽小説だと軽い気持ちで読み始めた『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズ。
話が進む連れてどんどんはまっていきます。
4、5巻は久しぶりに新品の文庫として買い、それぞれ一日で読み切ってしまいました。
次の巻が待ち切れません。
読書熱に火がついてしまったので、3巻に出てきたロバート・F・ヤングの『たんぽぽ娘』を借りてみました。
「奇想コレクション」とだけあって、ちょっと不思議な話の短編集。
新たな分野の発見です。


昔から何かについてとても詳しい人、のめり込むものを持っている人が好きです。
例え自分の興味外の分野でもそういう人の話を聞いていて飽きることはありません。

学生時代からの友人で車が大好きな女の子がいます。
大学生の時はガソリンスタンドでバイトし、休日は実家の車をメンテナンスし、理系の学部を卒業してからは大手自動車メーカーのエンジン開発部で働いています。
天職だと言っていました。
つい最近ペーパードライバーを脱した私は車に興味があるとは決して言えませんが、二人で飲みに行くととにかく盛り上がるのです。
時には図解してエンジンの構造や製造ラインについて熱く説明してもらったり。


主人公の栞子さんともお友達になれる気がします。
本の内容だけでなく、作者の人生や出版にまつわる経緯や時代背景はとても面白い。

私ももっと何かのマニアになりたい!



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