2014-11-23

母のお下がりはヴィンテージ

久しぶりのアップとなってしまいました。
復職して早くも三ヶ月。
バタバタしながらも隙間時間を使って服やアクセサリーを作っています。
疲れていても生地やビーズに触れていると癒され、通勤電車の中では何を作ろうかと妄想ばかり。

最近できあがったのは母のお下がりのスカートを直したもの。
私が幼稚園児の頃に着ていたセットアップのスカートです。
ぽっちゃり体型の母、「昔は痩せていたのよ!」と言うだけあって、元は7号サイズ。しかも80年代後半のスカートは今のように腰で履くのではなくウェイストの部分にしっかりとしたベルトが付いているデザイン。
二人目の授乳中でベスト体重だった47kgの時でさえ、チャックが上まで上がりませんでした。母が若かった頃のように「くびれ」というものがない体型なんですね。
その時代のファッションがいかに体型をも形成していくかを物語っているようでした。

なぜこんなに古く、そして母も私も履けないスカートが今も手元に残っているかというと、この濃紺のシャンタン生地が二人ともとても好みだから。
着れなくなった服は「生地」となり、そしてまた服となりました。
先日ヴィンテージの定義を調べてみたところ、25年以上経っているもの(アンティークは100年)とあったので、これはもはやヴィンテージです。
二代に渡り箪笥の肥やしにしているといつの間にかそんなカッコイイ肩書きが付くんですね。

一度全てをほどき、タックを何本かなくしてウェイストを幅広のゴムにしました。
クルールさんで購入した平ゴムの5cmはとても使いやすかったです。

主婦の間はなかなか着れなかったこういうクラシカルなスカート。
丈もちょうど今期流行りのミモレ丈です。
合わせたいと思っているグレー系のトップス。
ユニクロのカシミアカーディガンを買うべきか、自分で何か作るべきか思案中。
シンプルなパールの一連ネックレスも合わせたいので作ろうかと。




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